学校インタビュー

聖徳大学附属小学校 長谷川教頭先生インタビュー

(長谷川先生のお写真はもうしばらくお待ちください)

質問者:キッズさくらカレッジ幼児教室 上田香織

回答者:聖徳大学附属小学校 長谷川長先生

それでは色々お話を伺っていきます。どうぞよろしくお願いします。

まず先生の経歴をお聞かせください

元々は7年間企業で工業デザインの仕事をしていました。
大学は教員養成大学にて中学・高校の美術の免許、小学校は2種の免許を取りまして
卒業時に採用試験を受けましたが残念ながら受かりませんでした。
その後企業に勤めていたところ、本校の採用募集を見まして応募しました。

企業勤めの後に先生になる方は結構いますよね

そうですね。私は企業に辞職届けを出してから採用試験をしたので、背水の陣で挑みました。

先生になりたいと思ったきっかけはありますか?

もともと教員になりたかったのですが、社会経験を積むのもいいかと考えまして
しばらくは企業勤めでした。
私が転職した時は就職氷河期でして、応募する先生も多く採用倍率も凄かったようです。

今は様変わりで人手不足と言われていますね

そうですね。ただ図工専科とかになってくると少し違うようです。

先生になってよかった点はどんなところですかどちらになるのでしょうか。

やはり、子どもの前に立つとリアルな反応が返ってきます。とても面白いです。
企業でデザインしていても直接お客さんの反応はなかなか伝わってこないのです。
学校ですと子供達といっしょに授業を作り上げていく感覚が楽しいのです。
子供たちの期待をいい意味で裏切るような授業を心がけています。

千葉の私立小学校造形展は長谷川先生も関わっていらっしゃいますよね。

そうですね、元々は10年以上神奈川県の私立小学校造形展に混ぜてもらっていたのです。
縁があり、神奈川県の先生に声をかけていただき、横浜や鎌倉に作品を持っていき参加していました。
その経験を元に、千葉でも始め、
現在は日出さんからの紹介でコルトンプラザのホールで行っています。

この度教頭先生になられて、お仕事はどのようなことをやられていますか

今のところ5,6年生の図工を教えています。
そのほかは教頭業務です。
本校では教頭が二人でして、久保田教頭は教務部出身ですので学校内全般のことを行っています。
私は広報担当で児童募集を行っています。
児童募集は以前からやっており、19年目になります。

SNSはどなたがやっていらっしゃるのですか

インスタは若手の先生がやっています。

学校の中身が見えるインスタで楽しく拝見しておりました。

今年力をいれてやりたいことはなんですか?

児童募集に関して、年少さんを対象にアピールしていきたいと思っています。
また、学校全体として国際的なムードを醸していけたらと思っています。
本校は伝統文化も大切にしていますので、日本人のアイデンティティを育てながら国際的な
思考を育てていきたいと思っています。

先生から保護者の皆様へ何かメッセージはありますか

今の子達はデジタルがあたりなえな世界に育つと思います。逆にアナログな体験こそ親子でやってほしいと思います。
どろんこになったり、木を切ったり、絵の具をぐちゃぐちゃに描いてみたり、アスレチックにも
積極的に連れて行っていただくと良いと思います。
全身で体感し、痛みなども感じて欲しいです。
今の子達はデジタルづけなのではないでしょうか。Ipadも配られますしね。

そうしましたら、御校の受験を考えている方に向けましてメッセージがございましたらお願いします。

本校は人間教育を大切にしている学校です。勉強に関しては進学先として公開しておりますので明らかですが、それ以外に本校では人としての成長が必ずついてきます。そこに是非期待していただきたいということがあります。コロナ禍ではすべての活動ができずとても辛かったですが、本年度はすべての活動が行えております。人格形成に一番大切な6年間で貴重な体験ができる学校であると考えておりますので、是非ともそこに期待をしていただき受験していただければと思います。

最近はどこの学校も一通りICT教育の環境が整っていますが、一方で昔ながらの勉強の良さも
再び再確認されているように感じます。バランスが大事と言われるようになってきましたね。

本校の場合、1年生から毛筆の書写をやらせたりしています。

御校は自然豊かな環境と立派な校庭があります。先生の言うアナログな体験というのはまさに
御校にて実践できるものがたくさんありそうですね。

先日6年生と焼き物を作ろうと思い粘土を配りました。
ある子は「先生、手袋していいですか?」と聞いてきました。
生の体験が乏しいのだなと思いました。ですので、アナログを意識して親子で取り組んで欲しいなと思います。
よい思い出にもなりますしね。

そうですね。大切なことですよね。
長谷川先生、本日はお忙しい中貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

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