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最新の小学校受験問題

最新の小学校受験問題

昨今の目覚ましいAI技術の進化により、catGPTや生成AIが日常生活に浸透してきましたね。

上記の猫ちゃんは生成AIに描いてもらいました。とってもかわいいので気に入っています。

小学校受験指導の現場では、昔から基礎基本がかわりませんので問題も古い問題がたくさんあります。

小学校で出題される入試問題には学校の特色が出ます。

白黒のみのシンプルな問題が多い所、学校の先生が絵を描いているところ、フリー素材の組み合わせで問題を作っていることろと様々です。

そんな中、お話の記憶の問題は絵を用意するのに手間がかかります。そのお話に寄せた絵を描く必要があるからです。

先日見せていただいた千葉県の私立小学校の問題に、生成AIでお話の記憶の絵を作っているところがありました。

その問題を見て、なるほど~!と感心しました。最新の技術を取り入れ方が上手だな、と。

今後はこの流れが主流になってくるでしょうし、教育の現場でも最新技術の導入と実践がなされているのを感じます。

自分たちの問題つくりにも大いに取り入れようと思った出来事でした。

さて、千葉県、茨城県の小学校受験問題のトレンドがあります。

それは、考えさせる問題が出てくることです。

演習を繰り返して対応できる一昔前の入試問題からちょっとひねっております。

しかも、一見すると簡単に解けると思ってしまいがちな問題です。

下の問題は隠れた数を問う問題です。

黒く過去れているところにはイチゴドーナツが何個ありますか?

こんな感じです。隠れた数が数えられてもイチゴドーナツだけを聞かれていますから、ちゃんとどこに何が隠れているのかを考える必要がありますね。

隠れた数だけの練習だとちょっと戸惑ってしまい、実際の入試では落ち着くのに時間がかかりタイムアップになってしまうかもしれませんね。

これだけではないのですが、作業のように解いているだけだと間違えてしまいます。

思考力が問われます。思考する力は基礎の組み合わせでできます。

だけれども、その練習をしておかないと本番で時間切れになるパターンが多いです。

問題の絵は最新技術の取り入れられて可愛らしくなっていますが、問題そのものはしっかりと考えて解く必要があります。

確かな演習量と思考力がポイントです。受験を控えているご家庭はしっかり準備しましょう。

キッズさくらカレッジ幼児教室

かおり先生