こんにちは小学校受験ママカウンセラーかおり先生です。
今日は小学校受験準備に関するお話 面談でもお話している内容です。
「家で何をしたらいいの?」 です。
小学校受験をお考えの方なら、疑問に思うことですね。
ペーパーは宿題でも出されるし、市販の教材もある。
でもそれ以外は何しよう? ってなりますね。
ずばり
●お手伝い
●絵本の読み聞かせ
です。
え?それだけ?って感じましたか?
それとも、 やっぱりそこやらないとダメか~~って感じましたか?
この2点は、受験するしないにかかわらずにたくさんのご家庭で子育ての中に取り入れていただいてると思います。
改めて記事にした理由は、 やっぱりここが大事だからです。 ただ、受験を考えるときにポイントになる点がありますので 今日はそれを伝えます。
まず、お手伝い これは自己有用感を高めます。
【自己有用感】
自分の属する集団の中で、自分がどれだけ大切な存在であるかということを自分自身で認識すること。
*ここから拝借しました。
つまり、パパ、ママにとって自分は必要な存在なんだ
という感覚を養うためにやってほしいのです。
家族の中で、お手伝いという役割を持つことで、
自分がこのお手伝いをしなければ家族が困ってしまう。
このお手伝いは家族から必要とされている。
このお手伝いをしている僕、私は家族にとって必要とされている存在なんだ
という流れです。
ただし、非常に大切な見えないポイントがありまして、
自己肯定感が低いと、マイナスの方向に働きます。
自己肯定感とは、
自分はあるがままでいい。愛されている。自分の存在には価値が有ると自分が思っている状態です。
この、あるがままでいいというのが最大のポイントでして
いろいろチャレンジできる自分、お母さんたちのお話をよく聞いていい子の自分、勉強ができる自分、これらだけを良しとするという状況だと✖です。
なぜならば、この状態の子どもばかりを○とすると、子どもは褒められる自分が素晴らしいと思い、
どんどん褒められるための行動を増やして行きます。
一見するといいのですが、これは同時に相反する褒められない自分の存在を認めて否定するようになるので、
承認ばかりを求めるようになっていきます。
これが出来るからすごいでしょう?
ねえ、ママこれでいいんでしょう??
というレールの上を走り始めます。
失敗する自分、泣いちゃう自分、怒っちゃう自分、喧嘩する自分、その他もろもろ
普段子どもが表現するすべての感情に対して、子ども本人がダメだしをしていない状態が自己肯定感が高いといいます。
(感情に対しての話しですので、行動に対して善し悪しを伝えることとは別です)
私もそうですが、
子どもの良いところは認めやすく、とても褒めたくなる。
一方、悪いところや直して欲しいところなどは、否定してしまいやすくなる。
否定してしまうと、子どもも
「ああ、これはダメなんだ。ダメなことを何度もする僕・私ってダメなんだ・・・・」と自己否定が始まり、自己肯定感が低くなっていくんです。
感情に善し悪しはないので、全部の感情を一度受け止めてあげることが自己肯定感が高くなる方法です。
そのうえで、自己有用感に話を戻すと
お手伝いをして、家族の役に立つことで純粋に嬉しいと思ったり、
僕・私はできるんだと自信を持ったり、
もっと人のためにやってあげたいなという感覚を持ちやすくなります。
積極的に、人生を楽しんで切り開いていく人、そのものですよね。
そんな子どもに小学校の先生たちは来て欲しいなと思うと思いますし
(私だったら来て欲しい)
保護者の皆様もそんなお子さんになって欲しいと思われるのではないのでしょうか?
ということで、ぜひお手伝いやらせてみてください。
あ、ちなみに毎日できるお手伝いがいいですよ。
カーテンの開け閉め
新聞紙をとってくる
配膳
洗濯物を畳む
などなど
やるのが当たり前の感覚になると、面接で話す内容もスムーズで嘘っぽくならないです。
そして、お手伝いはやらせるものです。
「お手伝いをやってもらっています」
と面接でよく保護者の方が言いますが、
これは子どもを「お子様」扱いしています。
家族の一員として、また家庭の子育ての方針として子どもにやらせている
小学校受験をするときは、このポリシーも大切です。
決して、お膳立てしてやってもらう作業が、お手伝いと呼ぶことにならないように
気をつけてくださいね。
絵本に関しては、また次回~ 本日も最後までお読み下さりありがとうございました
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