2015年1月23日 聖徳大学附属小学校・佐藤校長インタビュー
 
 
 
 ※以下の記事はコメント者ごとに色分けしております。内訳は以下の通りです。
 緑字 佐藤校長コメント
 橙字 塾長コメント


 本日はお忙しいところお時間を頂きまして有難うございます。今年の入試も無事終了し、受験生も増えたように伺っております。現在キッズさくらカレッジでも聖徳の志願者をお預かりしてご指導させていただいております。それで佐藤先生から今年の秋に受験する今の年中さんの保護者の皆様へ、これからの心がけや受験準備についてアドバイスをお願いします。

 私学を受験するということはご家族の良い節目になります。簡単に言いますと、お子さんのこれまでの過去と未来があるわけですが、そこで受験となりますと今までのことを振り返って、これからこの子をどう育てようかと考えるよいきっかけになるわけです。
 普通であればお子さんは小学1年生としてすんなり初等教育が始まりますが、小学校受験を機会にしっかり一つの考え方を作ることで、ご家族のこれまでとこれからをしっかり見据えてほしいと思います。

 学習についてはどうですか。

 小学校受験のことで具体的な学習や練習などはやはり専門の幼児教室で学ばれるのがよいのではないでしょうか。受験対策としては塾や幼児教室の指導を受けるのは効果的だと思います。ただそれだけでは受験に向かう保護者として不十分だと思います。やはりご家族の方にやっていただきたいことは受験対策の勉強にだけ力を入れるのではなく、小学校へ入学した後のことも見据えて家庭学習と生活を見直していくということです。
 基本的な生活習慣がしっかり身に付いているかどうか、挨拶を心を籠めて言えるか、感謝の言葉を言えるか、人の話をきちんと聞いて理解して行動に移せるかどうか、このようなことは受験にも役立ちますし、それにも増してそのあと小学校に入ってから本人がすこやかに成長する財産になるのですね。

 一生役立つといえますね。

 小学校受験を機会にご家族全体で育って欲しいと思います。それで本校の試験も入学後にも役立つような試験問題にしています。受験のためだけではなくすこしでも入学した後のことを考えた、そして聖徳らしい問題にしようと心掛けております。
 小学校受験に向き合うことが保護者とお子さんご家族の家風を作るよいきっかけになることを願っているのです。保護者の子育てに対する価値観をご家庭でしっかり話し合っていただいて、入学させたいと思われている小学校の教育方針と照らし合わせ、将来こんな風にわが子を育てていきたいのだと考える機会になれば、小学校受験をする意義が大きくなるのではないでしょうか。

 話が変わりますが、聖徳大学附属小学校の入試での面接について注意点をお教えください。

 今年度から児童面接には新しく実技を入れました。鉛筆で色々な線を書かせて鉛筆の持ち方を見たり、線をハサミで切ってもらってハサミの使い方を見たりしました。ご家庭でも受験対策の練習としてではなく日常生活の中で意識してもらえればよいのではないでしょうか。
 面接の質問で児童やご両親に聞くことなどは以前と変わりません。ただ私が校長になってから強調しておりますことは、お子さんをほめてほしいということです。お子さんの長所を見つけて教えてくださいと言っております。本校は子供の長所を見つけてそこを自覚させて伸ばしていく学校ですので、面接の時もどうぞ親ばかになってお子さんのよいところをおっしゃって下さいと話しております。
 それとこれは本校だけでなくどこの学校でも言えることですが、私立学校の場合はそれぞれの学校のやり方に賛同して頂いて、保護者と学校が一緒に歩んで子供を育てるというお考えのご家庭を受け入れたい考えています。子どもは、周りの子供たちとの関わりの中で成長していくものです。学校はその場です。我が子の思いだけを受け止める親ではなく、大人として、次代をになう子どもを育てていくという責務も持つバランスのある保護者であってほしいと願っております。

 挨拶の仕方などは見ておられますか。

 聖徳は礼法を大切にしている学校ですので、それは見てしまいますね。意識してやって下さっている方とそうじゃない方とはやはりちがいます。しかし、礼法は形だけのものではありません。肝心なのは、相手を大切に思う心であり、その場を敬う気持ちです。面接では、学校側も保護者側も有意義なお話の時間を作っていきたいという心がけでいけば誠意は伝わっていくものです。

 心のこもった礼儀作法は気持ちがいいですね。

 幼児は自分のよさには気づいていませんし、親も気づいていない場合が多いのです。小学校生活が始まる中で体操が得意だとか、音楽が得意だとか、算数に強いとかわかってきますが、色々なことをする小学校受験の準備をきっかけとしてお子さんのよいところに気づいてもらったらいいと思っています。

 本日はいろいろ本当に良いお話を聞かせていただいて有難うございます。

キッズさくらカレッジ幼児教室 上田豊治
キッズカレッジ幼児教室 やちよ中央教室