2012年12月17日 聖徳大学附属小学校・佐藤校長インタビュー
 
 
 
 ※以下の記事はコメント者ごとに色分けしております。内訳は以下の通りです。
 緑字 佐藤校長コメント
 橙字 塾長コメント


 本日はお忙しいところありがとうございます。恒例の校長インタビュー始めさせていただきます。
 今年の入試内容についてお尋ね致します。ペーパーは例年通り10枚程度出されたのでしょうか。

 一般常識・語彙・数量・記憶・図形推理の5種類で、練習ページと問題を合わせまして10枚となります。

 ペーパーは100点満点ですね。

 そうです。平均点は68点で例年よりよくできました。事前に幼児教室でよく勉強してきている子が多いなと感じました。ですからペーパーで不合格となる子はいなくて、行動観察で差が付いたと思います。

 今年の受験生は少数精鋭といえますね。それで男女比はどうなったのでしょうか。

 受験者は80名で合格者は71名です。受験者は男子が多かったのですが、不合格・辞退者で合格者はほぼ同じ(男子36名、女子35名)になりました。

 行動観察の条件画は出題されたのでしょうか。

 やりました、今年は雪だるまの斜め半分を描いたような線画が書いてあって、それを活用して絵を完成させる問題です。鉛筆で描くのですが、今年よくできて、S評価をもらった子は、この線画を女の子の髪の毛に見立てて上手に描きました。

 評価の観点はどのようなものなのでしょうか。

 その子のひとつの世界が賑やかにわかり易く描けているかですね。そのあと何を描いたか、何をしているのかを話してもらいます。児童面接をしないので、このような場を通じて子供に話してもらいます。

 集団での行動観察は何をやられたのですか。

 3人ぐらいでパターンブロックをやらせました。はじめに先生が、動物を作ってみましょうときっかけを作って、そのあとは自由にやらせます。

 これは協調性を見られるわけですか。

 そうですね。協調性と関わり方です。どう関わるかを見ます。

 今年の運動はどのようなものをやったのですか。

 まず全力走をします。次に平均台では1台の平均台を最初半分まで普通に歩き、途中からカニ歩き、最後の4分の3を足を交差して歩きます。3つ目はマットで体を伸ばして頭の上にボールを持って転がってもらいます。最後は跳び箱で、8段の跳び箱に走って飛び乗って反対のマットに飛び降ります。

 保護者の面接の内容はどのようなものですか。

 両親でお越しの場合はお父さんにお子さんの氏名と生年月日を行っていただきます。それから願書や調査書に基づいて仕事内容や家族構成、通学方法それともし紹介者がいればそのご紹介者との関係などを聞きます。あとは一般的な質問です。両親面接ではないので、片方の保護者だけの面接でも不利にはなりません。
 私たちは子供たちの良いところを伸ばしたいという方針がありますので、保護者にもお子さんの長所を教えてくださいと言います。

 時間はどの程度ですか。

 7〜8分ですね。

 推薦状の取り扱いはどうなるのでしょうか。

 推薦入試の制度はありませんが、第1希望であるという意思を明確にした幼児教室や幼稚園、保育園の推薦状があれば配慮はします。ただ推薦状がなけれな不利になるというわけではありません。

 来年度からの新しい教育指針をお教えください。

 新たな取り組みとして、中学校受験を見据えた先取り学習を積極的にやっていきます。6年2学期からは進路にあわせた学習もとりいれます。学則も変えて中学受験への支援をしっかりやるカリキュラムをつくります。4年生以上の理科社会も1時間ずつ増やしますので、毎週4時間の授業とする予定です。

 さらに勉強合宿も始めました。今年は4年生の秋にホテル日航成田で2泊3日の合宿をしました。大広間で先生から勉強の仕方を聞いて、自学自習をします。
 2人部屋で2泊しますので、5年生の終わりに行くシンガポール修学旅行の滞在のステイマナーの練習にもなります。シンガポールでは同じホテルに4泊しますので、この滞在のマナー練習もさせます。

 去年から4年生で勉強合宿を1泊2日で始めました。今の5年生ですが、この勉強合宿の効果が出て良かったと思います。勉強に対する構えが出来ていまして、成績もいい結果が出ています。とにかく一生懸命に勉強しますし、クラスがまとまって問題になるようなことが少ないです。

 勉強ができるようになると何でも良い方向に変わるのですね。話が変わりますが、専科の先生の数はどうなんですか。

 来年は専科の先生をもっと充実させる予定です。理科の先生や、低学年の音楽の先生などを増やす予定です。学年補助の先生も増やします。

 最後に受験生のお母様へ一言お願いいたします。

 新校長としての方針といたしまして、まず学力形成の面で中学受験への支援を積極的に充実し前面に出していきたいと思います。もう一つ人格形成の面では礼法教育と明和班活動、いわゆる異年齢の縦割り班ですが、従来からの本校独自の活動で保護者からの評価も高いものですが、継続発展させます。
 質の高い学力と和の心を持った子供、この2つの学力形成と人格形成を本物の環境と本物の体験を通して人間教育として展開していくことが本校の根本の教育方針です。
 今回は特に質の高い学力、つまり聖徳としての授業研究成果の学力・国際標準学力・中学受験学力の3つの学力を追求してきたいと思います。この3つの学力は関連しあっているのです。中学受験のためだけではなく、質の高い系統的な学習課題をなかまと学び合い解決していきながら自らの姿を変容させていきます。その過程で思考力・判断力・表現力を育て他の課題解決に活用できる学力をしっかり培っていきたいと思います。                       新校長ですが、4月からの私の考えは、1週間に一度の校長室だより「響き」にて、学校の様子とともに述べています。すべて本校ホームページで読むことができます。よろしければクリックしてみてください。

 よくわかりました。本日はどうもありがとうございました。

キッズさくらカレッジ幼児教室 上田豊治
キッズカレッジ幼児教室 やちよ中央教室