2012年11月9日 成田高等学校付属小学校・長田副校長インタビュー
 
 
 
 質問者 : キッズ塾長
 回答者 : 長田先生

 今年の受験者は何名だったのでしょうか?

 募集人員が35名に対して48名の受検者でした。

 今年の受験者や、保護者の方々を見られまして何かお気づきになった点は有りますでしょうか?

 皆様幼児教室などでしっかり学習していらっしゃるようで、比較的落ち着いていました。

 その点に関しては他校の校長先生方も同様の事をおっしゃられてます。行動観察でも、ちょっとこれはというような生徒は見られなかったようです。全体的には去年よりも良いという学校もあるようです。

 子ども達自身はかしこまった様子は感じられなく比較的自然体でした。
 それから今年は男の子の受検希望者が多かったです。

 試検内容は例年と同じ構成でしょうか。

 同じです。

 そうしますと、ペーパーと行動観察と運動と親子面接という事でよろしいでしょうか。

 そうなります。

 ペーパーの枚数をお聞きしてもよろしいでしょうか。

 表紙及び練習も含めまして9枚になります。

 サイズはB4ですか。

 はい、そうです。

 お話の記憶は今年もお出しになったのでしょうか。

 はい、出題しました。

 お話の記憶は特に差が出る箇所ですからね。

 そうですね。

 以前のお話の記憶では、問題を全て「ひらがな」で記載していたようですが今回も同様でしょうか。

 お話を聞きましてそれを記憶しておき、質問は口頭で行います。答えを自分たちで読んで選ぶという形で行いました。もちろん「はらがな」で分かち書きにしています。

 わかりました。この点は御校の特徴の一つですね。

 そうですね。書くよりも読むほうが早いのかなという所もありますし、今の子どもたちは小さいうちから本に親しんでいますから。ですから、読めない子は、今までにいなかったと思いまう。

 行動観察についてお聞きします。行動観察では集団と個別があったと思いますが、集団ではどのような事をおやりになったのでしょうか。

 集団に関しては、指示に従って行動できるか様子を見ます。あとは生活に関係するようなことになります。個別に関しては、今年はお片付けという形で所定の所に物を戻すというようなことをやりました。

 以前、積み木の箱を元の場所に戻しなさいという事をおやりになったと思いますが、あれと似たようなものでしょうか。

 そうですね、似ていると思います。
 今回ではもっと具体的に、ハサミやのりだの、机の上にある物を指示されたところに戻しなさいというようにやりました。

 戻す指示というのは、写真か何かを使ったのでしょうか。

 すぐそこに箱があるので、こちらに戻して下さいという事で指示しました。

 個別の行動観察は中々面白いですね。

 そうですね。ですが、出題する先生方は大変苦労しております。

 そういう点では行動観察の出題方法に学校毎の特色が出るのではないかと私は考えています。
 次は運動についてお聞きします。運動はどういった事をやられたのでしょうか。

 運動は、矢印を設定しまして、片足けんけんでその通りにゴールまで行きなさいという事をやりました。片足はどちらの足を使ってもいいのですが、決めた足をそのまま使ってやるという事で行いました。これは練習をさせてその後本番というように行いました。それからリズム的なことを見ますので、線の左右を両足で飛びなさいという事も行いました。これは両足を揃え、線を踏まないようにという注意を与えて行いました。

 そういう指示に対しまして、股を開いて線をまたいでしまうような子どもはいませんでしたか。

 それはいますね。一応先生の見本を見せて練習もさせて本番という形をとっているのですが、やはり線を踏んでしまったり、またいでしまったりという子はいました。

 親子面接は先生お一人でやられたのでしょうか。

 面接では質問者は一人なのですが、他に二人つけて行いました。

 このお二人は様子を見てチェックを行っていたのですか。

 そうです。質問者は一人で、チェックにプラス二名という形をとりました。そして質問者も評価に加わります。

 質問者は長田先生が行ったのでしょうか。

 私と教頭と、後主任の先生がおりますので3教室で行いました。

 なるほど、3組に分かれて実施されたのですね。

 それぞれに先生方が二人ずつつきました。その二人の先生方は時間を区切ってすべての面接会場に出られるようにローテーションを組み、教室間が公平になるように配慮しています。

 また今年も何か実技をおやりになったのですか。

 今年はスゴロクを行いました。

 スゴロクですか、それは面白そうですね。

 これくらいの小さなサイコロを使ってやってもらいました。

 出来ない子はいましたか。

 いえ、いませんでしたね。ただ、子どもの中にさいころを振るという事が出来なくて、それはお母さんが教えてあげていて、ほほえましい情景が見られました。皆さんけっこう楽しみながらやっていました。

 今年の受験生で合格者と残念ながら不合格になってしまった方で、どの辺に差が生じていたのでしょうか。

 一日目のテスト内容の平均を出し二日目の面接でのトータルで評価しました。一日目が緊張でいまいちだった子は二日目でカバーしましょうという事でやっていました。ですが、やはりペーパーで開きがあったり運動に開きがあったり、片付けを通しての社会生活能力の差というのも有りましたので、それぞれで少しずつ差が出ていました。

 例えばペーパーで余り良くなかった子はそのまま行動の面でも良くなかったというような事は有りますでしょうか。

 それは余りなかったですね。

 そうしますと、ペーパーは悪いけど生活感はしっかりと有るというような子だったということですか。

 そうですね。生活や面接が良かったが、ペーパーが少々悪くても平均するとそうでもないというようなことはありました。

 衣服の着脱についてチェックしたという事はありますか。

 それはないです。

 ゼッケンはいつもの通り自分でやらせたのですか。

 はい。自分で着れない子は先生がお手伝いしましたが、これは全く判断には関係しておりません。

 生活感がちょっとという子は入学してからが大変なのではないでしょうか。

 そう思いますね。ただ、最近は皆様勉強面だけでなくそういった面にまで気を配って頂いておりますので、入ってからも楽だと思います。ですが、ここに差があったりすると先生の方が大変だったりします。

 ペーパーのお話に戻ってしまうのですが、9枚の内、それぞれの領域についてお話の記憶はお聞きしましたがあとは数と図形ですか。

 数は有ります。やはりこちらで問題を出し、その答えになる数を○で書かせるという事があります。それからシーソーといって、難しく言えばつり合いについてなのですがこれもやりました。ただ、つり合いというものが小さい子どもたちに分かりずらいと思いますので、つり合いに付いて具体的に教えながら行いました。

 つり合いの割合は1:2ですか、それとも1:3までお出しになったのでしょうか。

 一つくらいは1:3まで有ったかと思います。

 言語の分野に関してはどうでしょうか。しりとりとかそういった問題があったのでしょうか。

 反対類推になる言葉を一人一人に問いかけ、答えるという形態で行いました。

 記憶系はお話だけでしょうか。

 はい。あとは仲間が違うものを選びなさいというのも出しました。それがペーパーに関しての内容です。

 わかりました。本日はどうも有難うございました。このあと新しい校舎を見せて頂いて、当方のホームページでもご紹介させて頂きたいと思います。

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